和歌山・奈良の制覇旅



 この旅は、文章ばかりです。画像はほとんどありませんので、読んでくれる方、申し訳ありませんが、そこの所は、ご勘弁を…
 

1月13日


1.関西線で奈良へ

 6時40分発、例の211系ロングシートの亀山行きに乗る。今日は前回とちがい立客もいた。今回は運転席の反対部分に座り、展望できた。そのためか時間が早く感じた。7時46分に亀山に着いた。

隣のホームには加茂行きの2両いた。トイレを済ましてキハ120系に乗り込む。これもトイレなしのブーイング車だ。しかもかなり埋まっていた。そのためロングシートの部分にしか座れなかった。8時に出発した。電車に比べれば遅い。柘植の駅で草津線からの客が乗り込み混んできた。伊賀上野で少し減ったと思ったが、ここから先は一駅ごとに10人くらい乗り込んできた。おかげでかなりの満員に、しかもアナウンスも一駅遅れていたため乗り過ごした客がいた。これは鉄道の運行としては、やってはいけないことだ。でも、そのおかげで一駅分の時間を考えなくてすんだ。9時16分に加茂に到着した。

隣のホームには「大和路快速」の221系が停まっていた。6両編成だ。ほとんどが乗り換えた。9時24分に出発した。211系と120系でロングシートばかりだったので、少し221系が豪華に感じた。乗車率は半分くらいだ。今回は木津の手前で停止信号に引っかからずにノンストップで木津に到着した。少しずつ乗客は増えていく。

やはり、転換クロスシートの221系は最高である。しかし、今回はトイレが全く反対の車両にあり、遠すぎたので行くこともできないまま奈良に着いた。そして、次の桜井線の列車に乗り込むことにした。


2.桜井線の中途半端な車両の旅

 9時39分に和歌山行きに乗る。105系のロングシート2両編成だ。トイレなど当然なかった。そのためかなりヤバかった。高田で乗り換えるのだが、所要40分はかかる。がまんできるだろうか。ほぼ席は埋まっていた。この桜井線は単線だった。天理、桜井と入れ替わり乗降客があった。限界に近づいてきて、高田には10時21分に到着した。

反対側のホームに221系4両編成の区間快速の難波行きが停まっていた。安堵の気持ちでトイレに駆け込んだ。そして、11時27分に出発した。この区間は221系が基本のようだ。その後は、快適に過ごし、王寺には10時43分に到着した。

ここで、食事などの休息をして高田行きの221系で折り返した。王寺ではほとんど降りてしまい、ガラガラで発車した。これからは地獄が続くので、転換シートにじっくりと座っていた。そして、天国が終わる、高田には11時19分に到着した。


3.和歌山線の地獄旅

 ここで快適な転換クロスシートから別れ、ロングシートの地獄が待っていた。トイレなしのロングシートに長時間乗車のためトイレを済ませた。すぐに和歌山行きがきた。あまり混雑していなかった。27分に出発した。あれっ!逆の方へ?そうだったんだ。和歌山線は逆方向へ向かうのだ。

御所、吉野口と入れ替わり客が多かった。吉野口は近鉄と同じホームであった。残念ながら「さくらライナー」は見えなかった。しばらく停車して発車した。五条の手前ではスイッチバックを体験した。なぜ戻るのだ?とキョロキョロしていたら他人から変な視線が、ここの人らは、めずらしくはないのだろう。五条に着くと半分以上は降りた。架線をよく見ると、簡易電化になっていた。四国の土讃線の琴平までの電化と一緒だ。そして、和歌山県に入り、橋本に到着した。

和歌山線の最大の駅だ。隣のホームには南海電車があった。ここで、10分以上停車していた。…と言う事は、ここでもトイレ休憩が出来ると言う事だ。この和歌山線は山に囲まれた所なのだが、トンネルがなかった。12時30分に出発した。ここから先は乗る人が一駅ごとに増加していき、立客がたくさん出てしまった。粉河を過ぎた辺りから平地が広がっていた。川も見えてきたが、紀ノ川であろう。混雑したまま13時33分に和歌山駅に到着した。ロングシートの旅は長かった。

隣のホームには和歌山市行きが待っていた。3両編成の105系だ。ガラガラで13時39分に出発した。和歌山線をポイントでまたぎ、阪和線の下をくぐってしばらく進み、南海線が近づいてきたら、終点の和歌山市に着いた。南海の駅を間借りしている感じだ。14時03分に折り返しに乗った。


4.ダイヤ狂った阪和間の旅

 和歌山には14時09分に到着した。しかし、223系や221系がホームにいない。しばらくたつと、人身事故のために遅れているとアナウンスがあった。ダイヤが乱れているようだ。とうとう14時12分発の快速はなくなってしまった。

そのため、14時28分発の王寺行きの103系の普通に乗った。かなり混んでいた。しかし、途中で信号停止などで停まることなく、日根野には15時頃に到着した。

反対のホームへ渡り、15時08分に関空快速がきた。関西空港は初めてだ。列車は空いていた。発車するとすぐに高架線になって南海線がくっつくとりんくうタウン駅。すでに海が目の前に、ここで南海の線路と一緒になって関西空港へ向かう。橋を渡り始めた。まるで、瀬戸大橋を渡っているようだ。スピードはこちらはフルスピードで走っていた。2〜3分位で橋を渡り終えると地中へ入っていく。そして、15時18分に関西空港駅に到着した。

すこし、ウロウロしてまた15時半の天王寺行きで折り返した。ガラガラだった。223系だが、2・1列シートで1人席に座った。鳳には15時58分に到着した。急いで羽衣線ホームへ。103系ワンマン用の3両編成だ。1番前はガラガラだった。すでに阪和線のダイヤは戻っていたのだ。

16時に東羽衣行きは発車した。ここで計画どおりになった。東羽衣ではすぐに折り返し、16時14分発の天王寺行きの221系快速に乗る。阪和線は恵まれているようだ。大学の頃は103系ばかりだったし、快速もロングシート車だった。16時28分定刻に天王寺に到着した。


5.大阪〜名古屋へ

 天王寺からは次の223系の関空快速に乗った。本当は環状線のホームが分からなかったためである。分かればすぐに乗れたのだが。16時42分に出発した。立客がかなりいた。快速のため通過駅もあった。16時51分に西九条に到着した。

17時04分に桜島行きに乗り込んだ。6両編成のオレンジ色の103系。ガラガラだった。桜島の手前ではユニバーサル〜の新駅が建設中だった。桜島には17時10分に到着した。カメラにおさめて17時20分の折り返しに乗った。安治川口でかなり乗り込んだ。ここがポイントなのだろう。17時26分に西九条に到着した。

すぐに28分発の「大和路快速」加茂行きがきた。このままこれに乗って帰ってもいいのだが、近鉄特急で終えることで決めていたので、天王寺で降りた。天王寺にはすごい列が、天王寺で食事をとり、始発の環状線の内回りに乗った。

鶴橋につきこれで環状線を征服した。近鉄特急は18時06分に名古屋行きに乗れた。DXシートにのり、快適に過ごし、20時06分に名古屋に到着した。近鉄特急は早かった。そして、ダッシュで名鉄乗り場へ行き、20時09分の急行に乗れた。







[おわり]

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